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001:『健土・健食・健民』


『健土・健食・健民』

『健土・健食・健民』、「健康な土で、健康な食べ物を作り、皆さんが健康になる」ということです。
日本の土で日本人のために作る日本の食べ物こそ『健土・健食・健民』の真の姿であると思います。

20世紀は大変な世紀でした。戦争・破壊・建設など急速に文化が発展し、あらゆるものが便利になり、溢れるまでになりました。
しかし、この急速な発展にはマイナスの側面も発生していることは皆さんもご存知の通りです。
21世紀は蘇生の世紀ということで、「地球に優しいものづくり」に取り組んでいるわけです。環境問題、この広い分野において様々な取り組みがなされていますが、私どもが取り組んでいるこの‘農業分野’も世界規模での大きな問題となっております。
大変便利になった反面、私たちの日常生活にジワジワと危機が迫ってきているのです。


土が壊れると、人も壊れる

農業の分野においても化学技術が進み、農産物も沢山収穫できるようになりました。
昭和20年代から昭和の終わり頃まで農業は栄えました。
しかし、平成になって『土』に変化が出てきました。

1、『土』が非常に固くなった

2、『土』の水捌けが悪くなった

3、化学肥料の使用量が増えた

4、化学農薬の使用量が増えた

その他、数え上げるとキリがありません。

要するに、『土』が壊れてきたと考えて良いでしょう。
昔の言葉で『土が壊れると人も壊れる』という言葉があります。この言葉は、今の時代にピタリとあてはまる言葉ではないかと思います。

この言葉を聞いたとき、「人が壊れるとは病気になりますョ!」という意味だと思っていました・・・
・・・しかし、実は違うのです。
『人が壊れる』とは、それは『人が人では無くなる』ことです。
ニュースを見れば理解の出来ない犯罪が非常に多い、特に犯罪は低年齢化してきている。
この問題については様々な説がありますが、今の食べ物に関係があるのではないかと考えています。
日常生活の中で食べているものは全て『土』と関係があります。『土』と無関係な食べ物はありません。だから、『土が壊れると人も壊れる』というのです。

植物は育った土壌環境と同じ性格を持つと言われます。
健康な土からは健康な作物が獲れるものです。
作物(野菜)の栄養吸収方法は、液体の形で吸収しています。化学肥料を散布する土壌水分で溶け出し、微生物によって分解され、酵素の形で吸収する。
ところが、痩せている土では微生物の数が少ないため溶け出した物質は様々な物質と結合し、あまり吸収できなくなってしまいます。そのため農家はもっと大量に化学肥料を散布する。この繰り返しを行うことでどんどん『土』は痩せていきます。

一方で、その土で育つ作物は病気になります。
病気になれば農薬を散布する。農薬を散布すれば、土壌微生物は死ぬ。
土壌環境が悪ければ悪いなりの作物が取れることになります。


生命の源は『土』にある

私たちが生きるために絶対必要な『水』をはじめ、『全ての食べ物』は『土』と深い関係がある。
家畜が牧草を、あるいはトウモロコシ、穀類を食べ牛乳・卵・肉等を作る。魚貝類は海の水蒸気が雲を作り、その雲が雨を作り、雨が山に、町に降り川となって海に戻る。

雨は山に降り、植物を育て、根から出る養分を川に運び、海に戻る。山から流れた様々な養分をプランクトンが食べ、プランクトンを様々な魚貝類が餌にする。
米、野菜、魚、肉などはもちろんジュースやお酒、タバコなど私たちが口にする全ての物が『土』と関係しているのです。


大事な『土』が今おかしくなってきている

地球が出来て36億年、日本の農業の歴史は3000年あるといわれている。
その3000年の内、たった60年の間に、人間が壊れてしまうほど『土』が壊れてしまった。
この60年の間に何があったのだろうか?「土が壊れ、人まで壊れて」この先、私たちの日本はどうなるのだろうか?

あと55年すると世界食糧難になると言われています。
私たちの大切な子供や孫たちはどうなってしまうのか、心配で仕方ありません。

農林水産庁は、資源循環並びに環境保全型農業を目的として、

1、「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」
 
(家畜排せつ物法)

2、「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」
 
(持続型農業促進法)

3、「肥料取締法の一部を改正する法律」
 
(改正肥料の取締法)


国でも環境三法を作り、この現状を何とかしようと考えているのですが、この法律では犯罪の低年齢化は止められません。このまま時代が進んでしまうと日本は崩壊してしまう可能性さえあります。

さらに国では、昨年、担当大臣を設け国民が安全・安心な食料を正しく食べることに関する教育をしようということになりました。国でも、この問題をなんとか解決の方向に向けたいと考えているようです。

環境三法の二番目「持続型農業促進法」は、化学肥料はなるべく使わずに農業をしなさい、極力農薬は使わないようにしてください、という法律です。

当社では化学肥料に代わる資材の開発を行ってきました。様々なテーブル試験、フィールド試験を重ね、化学肥料を使わずに作物を作ることが出来る資材が出来ました。

有機と無機と子供たちの話

私たちのエネルギーの根源は「食」にあります。毎日3回食事をする、つまりエネルギーを口から入れているのです。そのエネルギー源である食べ物には当然パワーがなければいけません。
私たちの体は自然界と同じ有機物なのです。それなのに最近は、無機物を大量に摂取していると思いませんか?!
いくら化学万能の時代でも私たちの体は化学で作られたものではありません。つまり、ロボットではないということです。


考える、感じる、思いやる等様々な感覚を私達は持っています。その感覚をより多く、あるいは大きくするために、私達は勉強したり、会話したり、当然食べたり・・・実に様々なことをしています。

農業の現場で感じることは、有機栽培の野菜は美味しい。これは誰でも判ります。化学肥料を使わずに有機専門で栽培すると野菜は大変美味しいものを収穫することが出来ます。

その昔、化学肥料が全くなかった時代、人は皆、有機栽培の食べ物を食べていた。
今の子供たちは非常に体格が良い、昔のように有機だけで育ったのであれば大変すばらしいことです。しかし、無機で大きくなったのなら・・・これは問題です。
植物の栽培過程では軟弱徒長となり、まともな形では生育しません。

有機だけで育った時代の子供たちは、すくすくと素直な心を持った子供が多かった。それに比べて今はあまりにも大変な時代になっており、アトピーや花粉症など原因不明の病気が発生し、また理解の出来ない犯罪の発生など心がまるでなくなってきているのではと感じてしまいます。
心を作るのは有機物100%で、本来、無機物は必要ないと考えます。
無機物を取りすぎている子供たちに・・・
今ならまだ間に合う。有機体の心を作ることを、食べ物で作り直すのが一番早く、そして近道なのです。
私たちを含めてこれからの子供たちを有機で育てるか、無機で育てるのか。このことで将来の世界が見えてくるような気がします。


人間は自然の循環システムから外れてしまった?

その昔、中国の偉い先生が「人間は自分の排泄物を三年食べないと黄色い花が咲く」といったそうです。何も自分の排泄物を直接食べるというわけではありません。
野菜に姿を変え、あるいは穀物に姿を変えて食べなさいということです。そして、黄色い花が咲くという意味は「黄疸または、肝機能に影響が出ますよ」という意味です。
肝機能は、ご存知の通り私たちにとっては大変重要なところで「肝心要(かんじんかなめ)」という言葉があるほどです。

肝臓ばかりではなく、全ての臓器が大事な役割を果たしています。その働きが悪くなり病気になる。
私たちが生きるために必要な栄養成分は全て口から入る食べ物です。
自然界の生物は自然界のものだけを食べていれば、様々な病気などに苦しむことはないでしょう。
今、自然の循環で成り立っているのは酪農の牛だけです。牛は自分の排泄物を牧草に変えて食べている。牛にも様々な病気はありますが、人間ほどではない。
私たちが今食べているものは、ほとんどが一方通行で生産されているものばかりです。自然循環とは、かけ離れた食べ物なのです。
だから、真剣に有機に取り組む必要があると思う。化成肥料や農薬を大量に施用して栽培している作物は自然循環から考えれば、決して体に良い食べ物とは言えないことですが、無機質で作られているものよりは良いと思います。


余っているものと足りないもの

畜産農家で余っているものは、頭を悩ます「糞尿処理の問題」。
耕種農家で足りないものは?
需要と供給のバランスを取るためには、提供する側と、受け取る側とが真剣に話し合い、どのようにしたら良いか!答えを見つけることです。


使い方で差が出る土づくり

微生物資材を投入することで土は確かに活性化します。しかし、資材は万能薬ではありません。
ただ土に投入すれば良いのではなく、土の環境、添加する有機物、投入する微生物の適合性を考えた上で土づくりを続けることが非常に重要です。

* 冷害が証明した土づくり

これまでタンパク質はアミノ酸よりももっと小さな分子にならないと植物は吸収できないと考えられてきましたが、最近の研究によりますと、実際にはかなり大きな粒のままでも吸収されることが分かりました。ですから、作物はかなり低い温度でも成長することが可能なのです。

平成5年に日本を見舞った大冷害は、面白い現象を見せてくれました。
同じ有機農法を行っていても、その農家によって被害の程度に大小の差があり、明暗が分かれたのです。
被害が少なかった農地には、長い間堆肥が入っており、微生物資材によって腐食や微生物が十分に蓄えられていました。そのため、低温でも有機物の分解が進み、養分の供給が途切れませんでした。一方、断続的にしか有機物を与えていなかった農地では、有機農法であっても被害が大きくなってしまいました。
じっくりと土づくりをしていたことが逆境に強い作物を育成するということを冷害が証明したわけです。





 
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