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004:〜だめかと思った土が〜  




地力の低下、そして連作障害

『連作障害』それほど珍しい言葉ではありません。人間で言えば『風邪』のようなもので、油断をするとすぐにかかってしまいます。
私たちは体力が低下したとき、あるいは不規則な生活をしたときに『風邪』をひく。
土も似ているところがあります。
地力が低下し、土の中にいる微生物や昆虫類たちが食べることの出来ないものを長い間投入すると当然土壌微生物の数と種類が減少し、分解機能や合成機能が損なわれ地力低下やがては連作障害が出て甚大な被害をもたらす。



土のエネルギー

地力の低下が原因で連作障害が発生するので、まずは地力を上げることから始めた。
土にはエネルギーがある。太陽にもエネルギーがある。様々なエネルギーが集まって相乗効果を出し、植物が育つ。
しかし、土のエネルギーが少なくなって限界を過ぎてしまうと、よほど強い雑草のような植物しか育たないので、土のエネルギーを上げることにした。
『エネルギーの強いもの』といえば、全て新鮮なもの。動植物の新鮮なものといえば生の家畜糞尿と緑肥である。
この2種類のエネルギーを土に入れることにより安価で効率よく土壌改善ができ、連作障害を治すことが出来た。

私たちは、完熟堆肥は数種類の微生物と考える、しかし、生糞尿は微生物の餌と考える。
緑肥は植物を育てる微生物の餌となる成分が多いことから緑肥の効果が認められている。
手間は少しかかりますが連作障害あるいは地力増進には間違いなく効果が現れました。

花巻地区の苗木生産農家さんは、このような方法で連作障害を治し地力を上げた。あとは地力が下がらないように管理をしている。土のにおいを嗅いで、地力の状態を見ている。
生の糞尿と雑草緑肥、この方法であれば非常に安価に改善することが出来、苗木の生育状態も安定している。

石鳥谷町のトマト・ピーマン生産農家Sさんは、施設栽培で連作障害が出て困っていた。
Sさんは休耕田を利用してピーマン栽培をしているが、地下水位が高いため根腐れが多発する。そこで、木炭・木酢・海水・活性水・堆肥(中熟)を入れて高畦にして定植をした。この年は障害が出ませんでした。翌年も同じ方法を行い、障害らしきものは見えなかった。
排水や土壌管理が重要なことをしみじみ解っていただき、手間は若干かかるが最後の収穫において電卓をはじいてみれば多収穫になり元は取れる自信が出てくる。


健康な土を親から子へ、子から孫へ


畜産農家で余っているもの、そして耕種農家の連作障害など両者の問題は本気で話し合ってみれば難しい問題ではありません。
是非、話し合っていただきたい。
畜産農家さんも耕種農家さんも『土』を大事にしていかなければならないのですから・・・
土を大事にし、健康な土を親から子へ、子から孫へ渡していかなければなりません。
今年やらなければ来年も再来年も同じです。今年やれば来年からは違います。確実に違いが出てきます。
一度、真剣に考えてみてはいかがでしょうか。




 
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