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006:『化学肥料と有機物』  




肥料ってどのようなものがあるの?

肥料といっても様々な種類があります。
化学的に作物に必要な栄養素を作り出した「化成肥料」。
牛糞、鶏糞、豚糞、油粕、魚貝類などから作られる「有機肥料」などがあります。

化成肥料には、作物に必要な三大要素をバランス良く配合した複合肥料、その複合肥料にキレート鉄などを入れたプラスα複合肥料、窒素・リン・カリウムなど単品のもの等化成肥料でも様々な種類、配合割合があります。
化成肥料には即効性がありますが、水に溶けやすいので栄養素が流出しやすく、よく土壌の状態を調べた上で必要な分だけ施用するのは良いのですが、多用すると濃度障害「窒素過多」、毛細根の発育不良を起こし、徒長した弱い作物になって病害虫を誘発する要因ともなります。


有機肥料には、一般的に牛糞、豚糞、鶏糞等を発酵させた堆肥と呼ばれるもの、米ぬか、油粕等があります。
堆肥の中でも「中熟堆肥」「完熟堆肥」完熟堆肥を乾燥させた「乾燥堆肥」などがあります。
ほとんどのものは、微生物が分解し、各種の栄養素を作り出すことでバランス良く作物に吸収される働きをします。すなわち即効性はありませんが、微生物によって分解され、作物に必要な分だけ供給されるので濃度障害や生育障害などはおこりにくくなります。

したがって、有用微生物によって分解した上質の完熟堆肥(分子構造化)は、臭いもなく土壌に必要な有用微生物も豊富に含まれていますので、作物は健全にバランスよく生育するようになるのです。


なぜ、化学肥料を多用すると作物は病害虫に弱くなるのですか?


結論から言うと、病原菌および害虫の数が増えるからなのですが、ではなぜ病原菌および害虫の数が増えるのか。
化学肥料を多用すると、土壌が痩せて作物の毛細根が発達しなくなり有用微生物が棲みかを奪われ、その数が減少します。それにより生態系のバランスが阻害されるからです。
有用微生物が餌としていている有機物(未分解物や残渣類)が余ってくるので、それを餌として病原菌の数が増えてしまうのです。
数が増えた病原菌は、害虫などが付けた傷口から作物体内に侵入します。爆発的に増殖して病害症状が出てきたときにはすでに手遅れとなり枯死してしまうこともあります。

有用微生物、病原菌それぞれ同じように有機物を餌としていますが、病原菌よりも有用微生物の方が有機物を急速に利用するため、有用微生物がしっかりと存在していれば、餌のない病原菌は繁殖できなくなり、休眠状態となって、悪さをしなくなります。したがって、土壌中には有用微生物が多い方が良いわけです。





 
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